全身の痛み(慢性的、持続的に続く激しい痛み)を主な症状として、全身の重度の疲労や種々の症状をともなう疾患である。症状が進行すると常時激しい全身の痛みに苦しみ、ちょっとした刺激(歩く、寝る、服のこすれ、音、光、温度・湿度・気圧の変化など)で激痛がはしり日常生活が困難になる。
それに伴う症状が、関節と全身のこわばり、疲労感、全身のひどいだるさと倦怠感、四肢の脱力、不眠と睡眠障害、頻尿、下痢、月経困難、生理不順、過敏性腸症候群などの機能性胃腸障害、微熱、筋力と運動能力の低下、筋肉の激しい疲労、むずむず脚症候群、起き上がれない、歩けなくなる、などの身体症状、不安感、抑うつなどの精神的症状、、あるいは冷感や灼熱感、ドライアイ、リンパ節の腫れ、四肢のこわばりとだるさ、関節痛、レイノー現象、光線過敏、シェーグレン症候群、自覚的な関節の腫れなどの膠原病の症状を訴える患者もいる。
首から肩にかけての痛みやしびれ、上肢の痛みやしびれ、腰背部の疼痛やこわばり感、臀部から太ももの痛みと張り感、膝から下腿の痛みやしびれ、眼の奥の痛み、口腔の痛み、頭痛などの様々な疼痛症状が起こる。
精神的及び身体的ストレス、陽気の変動によって疼痛箇所が移動したり、疼痛レベルが変化することもある。原因が不明で、痛みが理解されず、しばしば怠け病や詐病と周囲に誤解される。ストレスでパニック障害を起こす事もあり、患者はたらい回しにされ仮面うつ病、更年期障害、自律神経失調症、身体表現性障害など単なる不定愁訴と誤診される場合も多い。痛みのため寝たきりになり働くことができなくなる人もいる・・・・・・・
これらが、線維筋痛症の概略です。この病気の根本的な原因は深刻な心のストレスと身体的ストレスから生じます。ストレスから自分を守るために、人は交感神経を刺激して、脳からアドレナリンやノルアドレナリンを大量に放出し続けると同時に、副腎皮質ホルモンであるステロイドホルモンを出し続けることにより免疫を抑え続け、体内に存在するヘルペスウイルスがあらゆる神経細胞に増殖し免疫との激しい戦いがはじまるのです。神経細胞での戦いで炎症が起こり、痛みとして感じられます。この痛みに耐える為に痛み止めを飲み続けると、一時的に痛みは取れるのですが、痛み止めにより免疫の働きがなくなると、ヘルペスウイルスは又増殖し免疫との戦いがまた始まり・・・結局いたちごっこ状態になってしまいます。
先ずは、自己免疫力を高める事が大事になります。自律神経・免疫力・内分泌を整え、
脳血流・体液の循環を必要十分活性させ、治癒力を高め一刻も、薬とのいたちごっこからの脱却が大切です。
駒沢なごみカイロ。