肉離れとは、筋肉を構成する筋膜または筋繊維が部分断裂してしまっている状態とされています。
筋肉が収縮するときに、その動きに耐えられず筋肉の筋膜または筋繊維が切れてしまうこと。重症の場合は、激しい痛みを感じると同時に、患部が内出血し赤く腫れ、熱を持ちます。
発症後、一般的な処置はライス療法と言ってアイシングし、テーピングやギブスなどでしっかりと固定して安静が必要とされています。
通常2~4週間の安静が必要といわれ、
痛みが完全に引けば、軽いストレッチや運動を再開できるようになります。
しかし、数週間固定していた筋肉は衰え、硬直化していますので、
リハビリが必要となり、回復には4~8週間の期間が必要と言われています。
断裂部位が完全に修復される前に運動を再開すると、肉離れを再発してしまう事もあるので気を付ける必要があといわれています。
肉離れは、筋肉痛と違い軽くありません、しかし過度のアイシングや長時間のテーピングは逆に筋肉を硬くしてしまい回復を遅らせてしまいます。
内出血をしている時のアイシングは良いのですが、内出血が収まったら血行を良くするようなことが大事になります。
肉離れをした個所は緊張して他の筋肉をひっぱている状態になっていますので、
周りの筋肉の緊張を緩めてあげて、肉離れの個所の環境のストレスを緩和することが大事になり、血液からの栄養や酸素が吸収しやすい環境が大切になり、回復も早くなります。
寝不足・疲労・暑さでのスポーツは特に要注意になりますので気をつけましょう。
駒沢なごみカイロ。