女性の寿命は、男性よりも長いです。また、妊娠中の母親は風邪などを引くことは少なく、女の子は男の子に比べて病気の発症率は低いといわれています。その理由の1つに、女性ホルモンの存在があります。
女性ホルモンは排卵・生理をもたらしたり、体の丸みや乳房の膨らみといった女性らしさを保ったりするなどの働きがあります。ただ、それ以外にも重要な働きがあります。
その働きとは、優れた抗酸化作用があるということです。
女性は男性に比べ、体内に脂肪を多く溜めこむような機能になっています。その理由は妊娠・出産時に赤ちゃんの栄養の確保や妊娠中に外部からの衝撃から胎児を守るためです。したがって女性は脂肪が多い分、「酸化」してしまう脂肪(過酸化脂質)も多く発生します。
女性ホルモンには脂肪を酸化させない強力な抗酸化力を兼ね備えています。
しかし、産後や長期化するストレス下では、女性ホルモンのバランスや合成力が低下してきます。そのホルモンのバランスや合成力が低下した際に、女性は「産後うつ」や「リウマチ、乳がん、卵巣がん」などの病気が発症しやすくなります。
そのことから考えると、女性ホルモンのバランス・合成能力を低下させないことが、病気を予防できることになります。
総合的に社会において女性の能力は男性より柔軟性があってすぐれていることが分かります。
脱帽です。
駒沢なごみカイロ。