普通の人は、1日1回、朝食後に便意を催すという規則正しい排便習慣をつけていますが、この排便は胃・大腸反射によるものと言われています。
胃に食物が入ってくると胃が伸び広がりますが、その刺激によって結腸に大蠕動運動(だいぜんどううんどう)がおこります。すると、結腸にたまっていた内容物(糞便)が一気に直腸のほうへ送られ、便意を催します。
これは、胃に食物が入ることによってガストリンというホルモンが分泌され、その刺激によって回盲弁(かいもうべん)(小腸と大腸の境界部の弁膜が開き、小腸から大腸へ内容物が通るためです。
大蠕動が始まるのは横行結腸にある「キャノン(Cannon)のポイント」といわれる部分で、そこから下部大腸へ蠕動が伝わっていきます。
胃・大腸反射は神経反射の1つですが、この反射が自律神経の乱れにより、便秘になったり、下痢になったりします。
夏は低気圧の時期ですので、いつもカラダが浮腫み状態になっています。
暑さ・運動・睡眠不足・同じ姿勢の長時間の仕事による疲労・飲みすぎなどのストレスを
浮腫み状態のカラダにプラスされると脳内圧ガ上がり(水の入った風船をパンパンに膨らませた状態)危険な状態です。下痢やおう吐をする事で(水分を体内から出す事で)脳内圧を下げ生命を守るシステムが胃・大腸反射でもあります。
夏場に下痢が多い人は、脳内圧が上がり生命を守るために起きている症状だと思ってください。
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駒沢なごみカイロ。
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