うつ症状で悩んでいる人は年々増加しています。原因は、個人個人違いますが、急性的なアクシデント、とてつもなく大きなストレスによる精神的・身体的ショック。
慢性的な蓄積疲労によるストレスに分かれます。
急性・慢性のストレスが脳機能障害を起こさせます。脳の中枢、専門的には、間脳・視床下部機能低下が始まりです。間脳・視床下部は生きていくためのカラダのすべてのコントロール・バランス・恒常性を担っている機関です。
急性・慢性的なストレスが脳内圧力を高めてしまうことで、脳内血流が悪くなって、脳細胞に酸素・栄養がうまく届かなくなって吸収・排出が悪くなり、脳は緊張状態になります。
脳内では、ノルアドレナリンが放出されている状態になります。このノルアドレナリンは人の心と身体に様々な形で作用する物質で一日の始まりのやる気を起こさせるものなのですが、出すぎてしまうと、心・身体を疲弊させてしまう物質でもあります。
ある程度の緊張は、仕事・遊び・運動にはいい結果をもたらせますが、長時間緊張が続くと逆にマイナスの結果になります。
現代は、この緊張状態の人がほとんどです、この緊張状態が続くことで、心と身体に様々な問題が生じます、不安・抑うつ・パニック・心疾患・呼吸疾患・筋緊張・不眠・食欲不振・免疫力低下・起きれない・動くとすぐに疲れて寝込むなど。
脳内でのノルアドレナリン放出状態が、内分泌系・神経免疫系の緊張にもつながり自律神経失調症状態に。
循環器系・呼吸器系・消化器系・泌尿器系すべての恒常性が失われてしまいます。
この状態の症状が、うつ症状・パニック症状なのです。
ですから、対症療法として手っ取り早いのが化学薬品(薬物治療)になってしまうことがとっても多いのです。
何年も時間をかけて蓄積したストレスを薬物で治すこと自体が無理があるのです。
科学物質ですので最初はとても効果があったかのような状態にはなりますが逆に長く続ければ続けるほど症状は悪化します。
イメージ、容器に水がいっぱい入っている状態、(蓄積疲労限界状態)水が容器からこぼれる、(症状が出る)とりあえず容器の応急招致として高さを足す、(薬物治療)症状が消える、しかし、水がまたいっぱいになり容器からこぼれる、(再発)陽気の高さを足しなおす、(薬の増幅・種類を変える)また水がこぼれる・・・・繰り返し。
薬の副作用で内臓機能が悪くなり症状は悪化。
この、負のスパイラル状態が一番危険なのです。
一時的に使う薬はまだ良しとしても、薬ですべてを治すことはとても危険なのです。
ここの所の理解が大変だと思います。
薬で治った人はかなり軽傷または、体力の強い人です。
時間はかかりますが、薬物治療で症状を悪くして、最終的にうつ病になってはどうしようもありません。
治療。脳内血流を回復させること、自律神経中枢の間脳・視床下部を必要十分な活性させることです。
自分のカラダ、治る力を信じること、薬物にすべてを依存・頼ることをやめましょう。
脳脊髄調整法により体液の流れを良くして脳内の血流が改善することで、自律神経中枢機能を正常に戻すことが一番大切です。
駒沢なごみカイロ。